インドネシア現地リポート | 文化

2014.10.09Iedul Adha (イードゥル・アドハー)

先週の日曜日(10月5日)はイスラム教の祭日、
イードゥル・アドハーでした。

インドネシアもそのお祝いで大変賑わっていました。イードゥル・
アドハーはイスラム教の年間行事の中で2番目に大きい行事で、
1番目に大きいのはイードゥル・フィトリ(通称レバラン)で、
ラマダン明けの祭日です。

イードゥル・アドハーというのは、どういう日なのかを簡単にご紹介したいと思います。

イードゥル・アドハーはヒジュラ暦(イスラム教暦)の12月10日に行われる『犠牲祭』です。この日は、メッカで行うハッジ(巡礼)の最終日となります。
メッカへの巡礼はイスラム教で定められている5つの柱(義務)の5つ目にあたり、世界中のイスラム教徒がサウジアラビアにあるメッカを訪れます。

ハッジに行けない人々は近くのモスクや空き地、コート等に集まり、一緒に礼拝を行います。礼拝が終わった後に犠牲祭が行われ、経済的に余裕のある人は事前に生きている牛や羊を買って用意します。そして、その牛や羊たちを神様の名前を囁きながら屠畜して、その肉をその地域に住んでいる住民の皆に配ります。この犠牲祭は色々な意味を持ちますが、その一つとして、今年も不自由なく暮らすことができた事への感謝の気持ちの込める行事になります。

日本の方にイードゥル・アドハーの説明をすると、「屠畜は特別な場所で行われますか?」と質問をされることがあります。いいえ、屠畜もその場(礼拝を行った場所)で行います。
屠畜の様子を目の前で見て、「えええ...?!」と驚きを隠せなかった、今年イードゥル・アドハー初体験の日本人のスタッフのリアクションが凄かったです。笑

初めて見る人にはかなりショッキングな行事かもしれませんが、イスラム教徒には楽しみにしている行事の一つです。
特に、子供たちは恐れていても、一番前で見ています。
私も小さいころはこの犠牲祭を楽しみにしていて、ちょっと怖いけれど、屠畜式を見ていました。
それを見た私は子供ながらに、お肉を食べる事はその動物の命を頂く事だと理解し、もっと感謝して食べなくてはいけないと思うようになりました。

犠牲祭の最後には、その日に屠畜した牛や羊の肉をその地域の全世帯に配って、皆でバーベキューもしています。実は、私はこのバーベキューこそが楽しみなのです。正直、屠畜を見るのはそんなに得意ではありませんので、小学校高学年からは、犠牲祭を見るより家でバーベキューの準備する事の方を選びました。
「痛そうでかわいそうね」
と、母に言ったところ
「犠牲祭で屠畜される動物は痛みを感じないよ。それに、この日に屠畜される動物は幸せなのよ」と説明してくれました。

犠牲祭で食べられる動物は、他の日に食べられている動物よりも神に捧げるものだから誇り高いものだ
といわれているのです。

また、母は
「何より大事なのは屠畜しないと、お肉を食べられないよ」
とも言いました。
確かに、その通りです。笑

犠牲祭の後は家族や近所の方としっかりお肉をいただきました。

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