インドネシア現地リポート | 文化

2015.03.13WARUNG(ワルン)

インドネシアにいる日本人の方はお世話になるかどうかは分からないですが、インドネシア人にはとても馴染みのある Warung(ワルン)について書きたいと思います。

ワルンは各地域の売店で近所のおばさんやおじさんが運営している、何でも置いてあるお店の事を言います。通常は家の隣や前の一角に設置され、生鮮野菜から調味料、たばこ、駄菓子、お薬まで色々置いてあります。昔ながらの商店に近いかな?

ワルンを運営している人は、毎朝太陽が昇る前に市場に行き、その日の商品を仕入れます。新鮮で安い食材を大量に買い、20%にも満たない利益を上乗せして、ワルンで販売しているのです。そして、主婦たちは毎朝、旦那さんや子供を会社や学校にお見送りした後に近所のワルンに行き、その日に調理する食材を買います。

主婦たちは大体同じ時間帯にワルンに行くので、結局買い物だけでは終わらず、ワルンは自然とその地域の主婦の集まり場にもなっています。格好良く言うと、ワルンは地域のコミュニケーシンセンターという役割を果たしています。主婦たちはそこで近所の人とコミュニケーションをとり、情報交換をして、ときには悩み相談までします。もちろん主婦の付き合いは良い事ばかりではありませんが…(笑)。

私はどちらかというとあまり長い時間ワルンにいるのは苦手ですが、その光景を見るのは好きです。主婦がワルンに集まるのを見ていると、なぜか心のどこかで“平和”を感じています。他の人に構う事ができる人は自分の心にゆとりがある人。逆に、他の人と交流することにより、自分の心にもゆとりが出る。と私は思っています。そして、お互いを知る事によって、自然に地域の絆が深まり、素敵な社会を築くことができるのではないかと思っています。ワルンでお買い物する事によって、少しでもその家族の収入に貢献しているような気もします。

残念ながら、経済成長と共に、特に大都市ではワルンの存在が現代的のスーパーに置き換えられ、ワルンの数が少し減っている。そして、このような光景が少しずつ無くなっています。ちょっと寂しい気持ちになりました。写真は地方に住んでいる祖母の家の近くのワルンです。

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